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The 6th Satellite Design Contest

設計の部テーマ「月周回カメラ衛星」

応募:
24作品(設計の部7作品、アイデアの部17作品)募集チラシ(PDF)
一次審査通過:
11作品(設計の部4作品、アイデアの部7作品)
最終審査会:
1998年10月18日(日) 東京都立航空工業高等専門学校 汐黎ホール
最終審査会チラシ(PDF) 最終審査会プログラム(PDF)
設計大賞

設計大賞

月周回カメラ衛星LUNA2001の提案 設計の部
九州大学大学院
メンバー:
坂本祐二、中野健二
LUNA2001は小型カメラと各種マイクロコンピュータを搭載した月周回カメラ衛星であり、高度1000kmの円軌道上で次の3つのミッションを行う。
(1) 21世紀「初地の出」撮影
(2)日食撮影
(3)地球の満ち欠け撮影
これらの画像は世界中の人々にメディアを通じて提供する。
アイデア大賞

アイデア大賞

メンバー:
浅井央章、久宮美穂
小惑星に代表される、重力の小さい天体上の表面を移動探査する小型ロボットのアイデアを提案する。重力が小さい天体上では、地面への設置力が小さくなり、車輪が生み出す接戦方向の力がきわめて小さくなってしまうので、重力の大きさによらず確実に移動が可能なロボットを考える。このロボットは四角錐形をしており、底面の各頂点に回転式の脚が取り付けられている。この4脚の回転に伴う地面からの反力を利用して推進する。
日本機械学会 宇宙工学部門表彰 フロンティアの部

月周回カメラ衛星 設計の部
北海道大学大学院
メンバー:
伊丹雅洋、潮敬之、加藤隆博、三田崇
地球と太陽で形成されるダイヤモンドリングを撮像する。本ミッションでは2回の撮像を予定しており、1回目の撮像がうまくいかなかった時のために、シャッタースピードを変えて2回目の撮像を行う。1回目の軌道については、月が平面上にあるとき(地球から見て満月のとき)、衛星を月の極軌道に周回させて撮像を行う。
日本航空宇宙学会賞

月周回軌道における飛来物観測衛星 設計の部
日本大学大学院
メンバー:
桶田昌利、山添由紀子、石井幸生、水野妙子、恩田建作
高度300kmの月周回軌道上から常に月に向くようカメラを搭載し、月面への落下物の存在を実証する。もし、落下していることが実証されれば月面上での活動におけるデータだけでなく、水が存在する可能性も確認できる。
電子情報通信学会賞

全方位通信衛星(Uni-directional Communication Satellite)の提案 アイデアの部
東京大学
メンバー:
井伊宏光、池田一郎、永島隆、田中秀幸、山本秀典、山元透
衛星本体の余分な部分を出来る限り排除した衛星である。最大の特徴はいかなる姿勢であっても通信能力が保たれることである。これは、通常は平面に配置するフェーズドアレイアンテナを球面に多数配置することにより、全方位からの通信に対応できるという衛星である。つまり、姿勢センサ類や姿勢制御機構や姿勢制御用燃料をすべて省くことが可能である。これにより通信衛星にとって重要な、寿命が長い、という性質を持つことが期待される。
審査委員長特別賞

南極観測支援衛星「はやて」(TISAT) アイデアの部
東京工業大学大学院
メンバー:
吉原圭介、杉浦嘉紀、宇井恭一、関口正人、中谷孝司、鶴見辰吾、森淳
昭和基地からの観測データを年間を通じて日本に送信し、また同時に、南極各地に配置した無人観測モジュールや氷床上の観測隊からのデータを吸い上げて日本に送信する、南極観測全般支援を目的とした小型通信衛星ミッションを提案する。
審査委員長特別賞

微少重力がイチゴの成長に与える影響 アイデアの部
東京都立航空工業高等専門学校
メンバー:
古賀哲平、石塚孝裕、渡辺由紀江、富永貴博、齊藤美咲
イチゴの成長の観察及びイチゴの果実の糖度が無重力から受ける影響を観察する。地上と宇宙で同一のチェンバーを用いて、JEMでの栽培で得られる糖度、光合成速度、二酸化炭素濃度変化、水ポテンシャル、イチゴの背丈、質量、果実の形、気孔コンダクタンス、栄養吸収度等のデータを地上の研究所において解析し、地上のデータと比較評価する。
奨励賞

地球近傍小惑星(NEO)検出人工惑星 アイデアの部
九州大学大学院
メンバー:
城井洋生、下村慎吾、赤木寛、平山寛
奨励賞

Antipodean Planet(対蹠惑星)の活用 アイデアの部
創価大学
メンバー:
村上健自、牧野孝雄、中嶋健治、森博子
奨励賞

月面体感衛星 アイデアの部
東京都立航空工業高等専門学校
メンバー:
溝口崇、齊藤美咲、佐藤康治、豊島克幸、長原聖宜、花田一磨、早川卓、三村茂雄、杉村匡洋
奨励賞

月面極域撮像衛星「つきみそう」 設計の部
東京大学大学院
メンバー:
前田幸一郎、加藤義清、酒匂信匡、清水俊之、津田雄一、平間庸介、太田衆一郎

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